
テーマ69.重症筋無力症と治療薬
重症筋無力症(MG:myasthenia gravis)は難病に指定されている疾患で、神経と筋肉の境目(神経筋接合部)において、筋肉側の受容体が自己抗体(IgG)により破壊される自己免疫疾患です。
男女比は1:1.7で女性に多いのが特徴で、有病率は人口10万人あたり11.8人、患者数は15,100人とされています(2006年時点)。
症状としては、全身の筋力低下、易疲労性が出現し、特に眼瞼下垂(まぶたが下がってくる)、複視などの眼の症状をおこしやすいことが特徴です。
また、嚥下が上手く出来なくなる場合もあり、重症化すると呼吸筋の麻痺をおこし、呼吸困難を来すこともあります。
テーマ69.重症筋無力症と治療薬 単元1
・重症筋無力症とは
テーマ69.重症筋無力症と治療薬 単元2
・ウィフガート(一般名:エフガルチギモド)
・ソリリス(一般名:エクリズマブ)
テーマ69.重症筋無力症と治療薬 単元3
・発作性夜間ヘモグロビン尿症
・ナノゾラ(一般名:オゾラリズマブ)