
テーマ67.虚血性心疾患と治療薬
虚血性心疾患とは、心臓の栄養や酸素を供給する「冠動脈」が狭窄して詰まってしまうことで引き起こされます。
一般的に知られている「狭心症」や「心筋梗塞」が虚血性心疾患の代表例です。
虚血性心疾患の最も多い原因としては、生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、肥満など)による動脈硬化が挙げられます。
生活習慣病が原因で、心臓の冠動脈血管内にプラーク(コレステロール等の塊)が生じることがあります。
プラークが傷ついてしまうと、その箇所に血小板が集まってきて一次血栓を生じます。
この血栓が大きくなって血管を詰まらせてしまうと、血流がストップしてしまい、心臓に十分な栄養や酸素が届けられなくなってしまいます。
テーマ67.虚血性心疾患と治療薬 単元1
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